子どもの成長にみる小さな春

今週のお題「小さい春みつけた」

 

今年の4月から幼稚園年少さんになる娘は、1月からプレ登園中。

幼稚園のご厚意に、盛大に甘えて始まった新生活。

娘は最初の1週間、にこにこ登園でした。

その後、大絶叫登園が始まりますが。。。

 

そんな娘と卒園を間際に控えた息子。

毎朝制服に着替えるのですが、それが恐ろしく時間がかかります。

 

朝食後、そのままソファに横になり、何をするでもなくぼーっとする息子。

そして、その兄にちょっかいを出しに行く、娘。

え?あと30分で2人を着替えてさせて、仕上げ磨きして、娘の髪をといて、息子の寝癖をなおして、私化粧するの?ちょっと待って食器も洗いたいんだけど?無理無理無理となっているところに、ひと声。

夫「そろそろ出ます」

その合図をうけて、ひとあし先に出勤する夫を見送りに玄関へ。

盛り上がる3人。

残り20分・・・・。無理無理無理無理。という朝の恒例イベント。

 

パジャマの大きなボタンの留め外しはできる娘ですが、小さなボタンをとめるのはお手上げのようで、挑戦する気もなく、手伝って~とぐずる毎日。

気持ちを立て直させてチャレンジさせるより、私がやった方が圧倒的に早い!ということで、娘の制服のシャツボタンを留めるのは、いつも私でした。

「ブレザーのボタンは自分で留めているから、いいよね」という合言葉の元、チャレンジさせたことすら、片手で数えられるレベル。

 

そんな、娘のボタンをとめながら、息子に合いの手を入れ着替えをせかすという毎朝に、今日、変化がありました。

 

夫を見送ったあと、ボタンを留めるから、こっちおいでと手招きした私に、

娘「自分でできるよ!」

と、高らかに宣言すると、4つのボタンすべてを自分で留めたのです。

私と一緒に見守っていた息子も、びっくり。

 

幼稚園の先生たちの力と器、チャレンジし続けたであろう娘の成果を目の前にして、嬉しさを感じました。

 

娘「だってもうすぐ年少さんだもん」

と、ポーズをとる娘。

息子「娘ちゃんすごいねえ」

と、一緒に喜ぶ息子。

 

わが家の小さな春が、ここにあります。